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2020.07.31

よいオンラインカンファレンスとは?

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新型コロナのせいで、カンファレンス業界は大きな打撃を受けています。その多くは、オンライン化を模索しており、そこから画期的なアイデアが生まれる可能性もあります。今日は、Donald Clark氏による効果的なオンラインカンファレンスについての記事を紹介します。

 

カンファレンスのために大勢の人を一箇所に集めることには、1) 移動することが気候変動の悪化につながる、2) パンデミックの伝播を加速させる、という2つの大きな問題があります。一方、カンファレンスをオンライン化すれば、時間やコストの削減、参加者の増加、簡単に退出可能、カンファレンス後のフォローアップや学習を提供可能といった多くの利点を得られます。

 

オンラインカンファレンスがリアルなカンファレンスと異なる点

 

  1. 司会者の役割がより重要

オンラインカンファレンスのMCや司会者には、存在感、コミュニケーションスキル、まとめる力、魅力やユーモアのセンス、支援する力が必要とされます。また、カメラの前で緊張せず、簡潔かつ明確なコミュニケーションを行い、参加者の意見を整理し、ディスカッションやオンライン参加を盛り上げる力、トラブル対応など、多くの能力が求められます。

  1. 技術スキルのあるプロデューサーが必要

オンラインでは、スピーカーとそのPowerPoint、時間の管理、内部的・外部的トラブルなどに一箇所から対応することになります。技術的スキルのあるよいプロデューサーがいれば、順調に進めることができます。

  1. 講演者とのリハーサル

オンラインでは、ツールの操作、スライドの表示、タイミングなどについて講演者と打ち合わせをすることが、リアルなカンファレンスよりも簡単にできます。

  1. 積極的な参加が可能

リアルなカンファレンスでは、Q&Aがセッションの最後に行われ、大抵の場合、十分な時間がありません。しかしオンラインであれば、チャットなどを使ってセッション中に質問を受け付けることも可能であり、参加意識が高まります。

  1. ソーシャルイベント

リアルなカンファレンスでは、隣の人と話したり、休憩時間に知り合いと話すなど、参加者同士の交流が活発に行われ、それを目的に参加する人も多くいます。オンラインの場合も、昼食や休憩時にブレイクアウトグループを使ってディスカッションを行ったり、交流することが可能です。

  1. 面白さ

離れた場所にいる参加者を引きつけるには、司会者が何らかの面白みを加える必要があります。ちょっとしたゲームを行って商品を与えるなどすれば、連帯感が生まれます。

  1. 簡単に退出できる

オンラインであれば、話の内容が自分の関心と合わない場合などに、すぐに退出することができます。

  1. 後から録画を参照できる

録画があっても、ステージ上の講演者が小さく映っているだけでは見る人を引きつけることができません。複数の側からクローズアップで撮影する必要があります。

 

 

元の記事:

http://donaldclarkplanb.blogspot.com/2020/04/so-what-makes-good-online-conference.html

 

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