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2019.10.17

ビデオゲームは人を親切にすることができるのか?

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学習の世界にも、VRやARなど最新のテクノロジーが取り入れられるようになっています。今日紹介する記事では、このようなテクノロジーの効果が紹介されています。

 

ある研究によると、バーチャル世界でヒーローとなり、困った人を助けるバーチャル体験をした人は、そうではない別のバーチャル体験をした人よりも、その体験後に親切な行動をとるようになるそうです。

また別の研究では、ゲームのキャラクターが非暴力的な方法で助け合うタイプのビデオゲームは、社会的に好ましい行動を短期的、長期的に促進することが示されています。

このように、社会性を志向するゲーム(つまりプレイヤーが他人を助けるようなゲーム)は人の行動に好影響を与えることが、多くの研究で明らかになっています。

 

ゲームは、人の共感を促すこともできます。

ある研究では、ゲームのプレイヤーが難民となり、自分たちを脅かす勢力と交渉します。このゲームを実際に行った人は、単にゲームを行う様子を見た人に比べ、難民を支援する気持ちが高まり、積極的に難民支援を行うようになりました。

このように、実際に双方向的なゲームに参加すると、同様の状況に対する共感性が高まります。

 

適切にゲームをデザインすれば、単なる知識の習得だけでなく、行動自体に積極的な影響を与えることができます。学習用のゲームに、好ましい行動を行う要素を組み込めば、学習者はより適切な行動をとることができるようになります。

 

元の記事:

https://www.td.org/insights/can-video-games-make-you-nicer

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