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2019.12.26

学習のモチベーションやエンゲージメント

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多くの人は、モチベーション、エンゲージメント、コミットメント、グリットといったコンセプトに夢中であり、それが教育や学習のほぼすべての問題を解決する魔法の杖であり、教育や学習の第一の目標であると考えています(以前の記事を参照)。今日紹介するブログでは、その考え方が誤りである理由が説明されています。

 

理由1:

モチベーションやエンゲージメントなどの感情状態は、直接的かつ客観的な方法で測定することができません。モチベーションに関する調査の多くは、自己申告による方法を使って行われており、信頼性が低いものです。エンゲージメントの場合は、物理的に「エンゲージ」していることを外部から観察することはできますが、心理的にも「エンゲージ」しているかどうかは、外部からは知ることができません。

 

理由2:

モチベーションがあれば学習を楽しく感じ、エンゲージすることによって具体的な形で学習に取り組むことになります。しかし、重要なのは、楽しかったり、具体的に何かをすることではなく、「学習効果があるか」ということです。学習プログラムの中には、ゲーム的な要素など、興味を引きつけ具体的な行動を伴うようにできているけれども、実際には楽しいだけで学習にはつながらないものも存在します。

 

モチベーションやエンゲージメントを追求するのはよいことですが、その前に追求する必要があるのは学びです。学びがなければ、モチベーションやエンゲージメントが高くても何の役にも立ちません。

 

 

元の記事:

https://3starlearningexperiences.wordpress.com/2017/07/11/motivation-for-learning-is-there-a-point/

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