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2019.07.18

マイクロラーニングの流行

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今日は、流行りのマイクロラーニングについてLearning Solution Magazineに掲載されていた記事を紹介します。

 

マイクロラーニングという言葉は、人によってさまざまな意味で使われています。学習者が個別に行うインフォーマルラーニングと考える人もいれば、特定の学習目標を満たすために正規の学習プログラム(フォーマルラーニング)に追加される短い学習体験だと考える人もいます。

しかし、学習単位が短く(数分)、モバイル/オンラインで配信できる、各学習単位が扱う範囲が狭い、さまざまな形式(ゲーム、シミュレーション、アクティビティ、ビデオ、読み物など)という点は共通しています。

企業にとっての利点

マイクロラーニングであれば、小さい学習単位を短時間で作成できるので、本格的なコースに比べて開発費用がかかりません。学習モジュールのアップデートも簡単です。タグやインデックスをつけて検索可能な場所に配置すれば、学習者が必要に応じて簡単にアクセスできます。

マイクロラーニングの欠点

マイクロラーニングでは学習が断片化されてしまうので、総合的な理解が必要とされる学習には適していないという人もいます。1つのマイクロラーニングユニットは、1つの学習トピックに対応しているので、複雑で深い理解が必要とされるトピックに1つのマイクロラーニングユニットで対応することはできません。

しかし、マイクロラーニングは、語学、手順の紹介、知識の更新など、多くの繰り返しが必要とされる場面で活用することができます。人間の記憶は、時間をおいて繰り返すことによって強化されるので、複雑な学習の一部としてマイクロラーニングを使えば、そこに含まれる小さな知識やスキルをマスターすることに役立ちます。

 

元の記事:

http://www.learningsolutionsmag.com/articles/2022/buzzword-decoder-microlearning

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