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2020.04.27

マイクロラーニングをいつ使うかは、学習が必要とされるタイミングに従って考える

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マイクロラーニングは、「短い時間でできる小さな学習」のことです。この方法は、どのようなタイプの学習にも適合するわけではないので、有効に活用するには、その使用が適している場合/そうでない場合を判断する能力が必要です。今日紹介する記事では、その適切な適用方法が解説されています。

 

学習方法としてマイクロラーニングが適しているかどうかを判断するには、以下のように「学習が必要とされるタイミング」に従って考えます。

トレーニング前:

マイクロラーニングは、学習者が学習の必要性に気づいたり、トレーニング前の準備としてトピックの概要を知り「自分にとってどのように役立つか」を知る方法として理想的です。このようにすれば、トレーニングに対するモチベーションが高まります。

何か新しいことを学ぶとき:

新たな知識やスキル(特にそれが複雑な場合)は、体系的に学ぶ必要があるのでマイクロラーニングには適していない可能性があります。

知識を強化するとき:

この場合、強化する知識の複雑さや、必要とされる習熟レベルに依存します。単純なものであればマイクロラーニングを使うことができます。

以前に学んだことを復習するとき:

これはマイクロラーニングが得意とする領域です。トピックを絞り込み、マイクロラーニングを使って簡単に学習できるようにします。

学んだことを適用するとき:

マイクロラーニングは、学んだ知識やスキルを実際に適用する場面で、その内容を即座に思い出せるようにする方法として適しています。

問題解決:

問題解決するときには、めったに使わないスキル/プロセス/情報を思い出す必要が生じます。このようなときに、すぐに参照できるマイクロラーニングがあれば役立ちます。

プロセスや情報が変化するとき:

何かの新たなやり方を学ぶには、短いレッスンだけでは不十分です。

他の人に教えるとき:

職場でちょっとした情報を教え合うこともマイクロラーニングに相当します。

 

 

元の記事:

https://www.learningsolutionsmag.com/articles/let-moments-of-learning-need-guide-when-to-use-microlearning

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