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2019.04.11

習慣形成 その1

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最近、習慣化に関する書籍が書店に並んでいるのをよく目にするように思います。タレント開発の世界も同様です。私が日ごろ読んでいる学習に関する英語の文献でも、習慣に関するトピックを見かけることが多くなったようです。今日紹介する記事では、この習慣化の仕組みと方法が解説されています。

習慣化したい行動がある場合は、単にそのやり方を学ぶだけでなく、ほぼ無意識的にできるようになるまで繰り返す必要があります。職場で期待される行動の場合も、単にやり方を学ぶだけでなく、その行動が無意識的にできるほど身についているかどうかでパフォーマンスが変わってくるので、そのレベルになるまで繰り返す必要があります。

これには以下のことが必要です。

  • トリガー:習慣化したい行動がある場合、それを行うきっかけとなる何か(トリガー)が必要です。毎朝コーヒーを飲む人であれば、コーヒーを飲むという既存の行動に、たとえば薬を飲むという行動を関連付けることにより習慣化することができます。
  • モチベーション:全くやる気のない人に行動させることはできません。何らかのモチベーションが必要です。
  • フィードバック:行動したことによる結果(フィードバック)がすぐに目に見えない場合、習慣化が難しくなるので、フィードバック方法を工夫します。
  • 練習:習慣化したい行動がほぼ無意識的にできるようになるまで繰り返す必要があります。
  • 環境:習慣化したい行動を行いやすいような環境が必要です。これには、社会的サポート(その行動を共に行ったり、行っていることをチェックしてくれるパートナーの存在)も含まれます。

この記事はまだまだ続きますが、長くなるので、後半部分は次回にしたいと思います。

 

元の記事:

https://www.td.org/magazines/td-magazine/habitual-by-design

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