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2017.09.11

#05 命令は願望に変える

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心理学者 エドワード L デシさんが、こんな実験をしたそうです。

被験者である大学生にパズルの解き方を教える「教師役」をやってもらう。
生徒役は仕掛け人。

Aチームの被験者には、
パズルの解き方を確実に教えなさい。あなたは生徒に良い点を取らせる必要があります。
と指示する。
Bチームの被験者には、
パズルで学ぶことを生徒に促すのがあなたの仕事です。点数は求められていません。
と指示する。

その結果、
Aチームでは、「~すべきだ」のような限定的な言葉や、「~しなさい」のような命令調の言葉が多く使われたそうです。

「やらされている感でことに臨むと、他人に対してもやらされている感を与えがちになる」
ということが分かったそうです。

【モチベーション大百科 池田貴将】から一部引用

 

丁寧な言葉遣いだとしても、「~すべきである」、「~しなくてはならない」などの言葉や意図は、無意識に発していることがあります。
私はとても身に覚えがあり、この「無意識に」というのがとても厄介な気がします。
本人はその気がなくても、周囲にもやらされている感を伝搬してしまう可能性が高いわけです。

やらされ感ではなく、より積極的に動いてもらうために、工夫できることもあるのかな。
と考えさせられました。