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2017.10.17

学習習慣を身に付ける方法

Learning-Habints-01

Degreedブログ(英語原文):Establishing a Habit of Learning

  ※日本語訳の承諾許可を得ています。

今回は、習慣についてお話ししましょう。

私は最近、習慣形成に関する Babbel blogの記事を読み、自分自身の学習習慣について大いに考えさせられました。

この記事を読んだ後、私は、「自分は毎日何か新しいことを学ぶためにできるすべてのことをしているだろうか?」と考えました。

正直なところ、答えは「No」です。私はもっと多くのことができるはずです。

習慣については、現在さまざまに議論されています。習慣を形成したり、それをやめたりすることに関して、誰もが自分なりの意見を持っています。このことを考えると、今回の記事で紹介する内容は、必ずしもすべての人に効果がないかも知れません。インターネット上のすべての記事と同様、単なるヒントとして読んでください。とは言うものの、私は皆さんに、自分の日々の学習習慣や自分の知識ベースを強化する方法についてもっと真剣に考えてほしいと願っています。

 

アクションを特定する

習慣は、日々の行動のほぼすべての根底にあります。しかし人は、こうした習慣の一部が自分の日々の行動に深く組み込まれていることを意識していません。幸いなことに、こうした習慣のすべては、その良し悪しにかかわらず、新たな習慣形成の手段として使うことができます。

今回のブログでは、もっとよいアーティストになる方法を学ぼうとしている場合を想定します。これにはまず、そのゴールを達成するのに役立つアクションを特定する必要があります。このときあまり難しすぎないようにします。実際のところ、シンプルであればあるほど効果的です。

もっとよいアーティストになるには、そこに描くための何かが必要です。だから、ここでは「スケッチブックを開くこと」をアクションとします。これなら簡単です。ここでは、何かを描く必要はありません。単にスケッチブックを開けばいいのです。

 

アンカーを見つける

この段階では、もう少し自分を意識する必要があります。自分の日々の行動に組み込まれているすべての習慣を特定します。これについて考えはじめると、それがたくさんあることがわかります。歯を磨いたり、家に帰ったらコートを掛けたり、コーヒーポットのスイッチを入れたり、仕事のあとにソファーに座ったり、ポケットを探って鍵と携帯があることを確認したり、数えきれないほどの習慣があります。

このような習慣を特定したら、それを少し整理します。そして自分が形成したいと思う新しい習慣と同じタイミングで行われる習慣を見つけます。アーティストの例の場合、たとえば、毎日制作に取り組む習慣をつけるなどです。この場合、自分が毎日行っている習慣を見つけます。これがアンカーとなります。

 

プロセスを作る

自分のアンカーを見つけたら、その習慣(アンカー)が新しい習慣のためのキュー(きっかけ)となるようにするプロセスを作る必要があります。たとえば、仕事の後、毎日ソファーに座り込むのであれば、(ソファーのところにある)コーヒーテーブルの上にスケッチブックを置いておきます。このようにしておけば、自分が特定した単純なアクション(スケッチブックを開く)を実際に行うことができます。つまり、ソファーに座ったら(アンカー)、スケッチブックを開く(アクション)のです。

この時点では、まだ何も描く必要はありません。ただスケッチブックを開けばいいのです。これでは簡単すぎるし、無意味だと思うかもしれません。しかし、この簡単なアクションは、自分が強固なアンカーを特定できているかどうかを判断する手段となります。ソファーに座るときには疲れてただリラックスしたいだけなので、スケッチブックを開いても全くモチベーションが感じられないのであれば、それはおそらく新たな習慣を関連付けるのに適したアンカーではありません。アンカーと共にアクションを行うことに意味が感じられなかったり、それを不快に思う場合には、別のアンカーを試してみます。たとえば、ソファーをアンカーとする代わりに、夜にスマートフォンを充電するときにスケッチブックを開く方法があります。他にも多数考えられます。

アンカーとアクションというシンプルなプロセスが準備できたら、いよいよ最後のステップです。

 

テンションを高める

習慣は、この段階で形成されはじめます。習慣を1日で形成するのは非常に困難です。1週間は続けられるかもしれませんが、それではまだ習慣が形成されていません。これは、何か新しいことを数日間行ったということに過ぎません。このプロセスでは、真の習慣を形成することが重要です。これは時間をかけてゆっくりと生じます。習慣形成の場合、満足する結果をすぐに得ることはできません。

テンションを高めるとは、まず簡単な落書きからはじめ、最終的にはアートの基本をマスターすることを意味します。その上で、YouTubeを見たり、解説書の数ページを読んだりすることをルーチン化します。最終的には、自分の学習のキューとなるアンカーが必要なくなります。このようになってはじめて、新たな学習習慣が形成されたと言えるのです。

以下にポイントをまとめます。

  1. 自分の学習ゴールを特定する。
  2. そのゴールの追求をはじめるときに役立つシンプルなアクションを見つける。
  3. 自分のアクションを結びつけるアンカーを特定する。
  4. 既存の習慣に新たなアクションをアンカリングする(固定する)プロセスを作る。
  5. 時間と共に、次第に難しくする。

WRITTEN BY BRADEN THOMPSON