
今日は、ATDのブログに掲載されていた、マイクロラーニングを成功させる方法についての記事を紹介します。
マイクロラーニングを使ってパフォーマンスを向上させるための5つの方法:
- 必要なタイミングで提供する
たとえば、プロジェクトが開始する前であれば、それに関する知識を習得するモチベーションが高まっています。このようなタイミング(しかし学習できるだけの余裕を持って)でマイクロラーニングを提供すれば、意欲的に取り組んでもらえる可能性が高まります。
- 小さな行動を促すようなデザインにする
職場で行われている行動は、多数の小さな行動で構成されています。だから必要とされる行動がある場合には、それを小さな構成要素に分解し、それぞれについて短い学習体験を作成します。
- はじめに感情を引き付ける
たとえマイクロラーニングのような小さな学習体験でも、はじめに学習者の気持ちを引き付ける必要があります。これには、ストーリーを使う、考えさせる質問をする(たとえば「自分にとってこの学習の意義は?」)、事実や統計を示して驚かせるなどの方法があります。
- 最後に具体的な行動を求める
レッスンの最後に、その学習体験から期待される具体的な行動を促します。これは、すぐに小さな成功体験を得られるような、簡単に行える行動にします。
- 対面式トレーニングの前後にマイクロラーニングを使う
トレーニングの前後にマイクロラーニングを使えば、直接顔を合わせている時間をより有効に使うことができます。たとえば、トレーニングの前にマイクロラーニングを使って基本事項を学んでおけば、実際のトレーニングではマイクロラーニングで学んだことに基づいて実地演習を行うことができます。トレーニング後には、マイクロラーニングを使って学習内容を強化します。
元の記事:
https://www.td.org/insights/5-rules-for-successful-microlearning
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