
これは、オンライントレーニング(バーチャルトレーニング)の専門家であるCindy Huggett氏による記事の続きです(第一回、第二回)。
教室で行うことを想定した長時間に及ぶコースをオンラインで行う場合も、これまでに述べたステップに従い、ありがちな誤りに気をつければ、オンライン化することができます。
つまり、
- 学習目標を明確にし、2. 学習目標に適したアクティビティを選び、3. オンラインで使えるツールを使って学習者をエンゲージする方法を考えます。
パターン化する
また、コースは、小さい単位に分けます。たとえば、2週間かけて行われるコースであれば、10分間のセッションを複数個作り、それぞれについて宿題を出します。
オンラインコースで行うアクティビティの順序を考えるときには、一定の原則に従います。たとえば、「説明、練習、適用」というパターンを繰り返します。インタラクティビティのあるさまざまな練習を行い、テクノロジーの使い方を工夫して学習者をエンゲージさせます。論理的な順序で、学習アクティビティに頻繁に関与させれば、学習効果が高まります。
テクノロジーの使用について
オンラインで行う学習アクティビティを選ぶときには、学習者がどの程度テクノロジーに対応できるかを考慮する必要があります。
たとえば、インターネット接続が遅い場合には、ビデオではなく静止画などを使う必要があります。ブレイクアウト機能のないツールを使う場合には、小グループでの練習は他の機会に行う必要があります。
いずれにせよ、学習の必要に応じて、適切なプラットフォームを選ぶ必要があります。
この記事も含め、アメリカのATD(Association for Talent Development)のサイトには、オンライン研修(バーチャルトレーニング)に関連するさまざまなリソースが公開されています(https://www.td.org/virtual-training)。
元の記事:
https://www.td.org/magazines/td-magazine/convert-your-classroom-training-to-virtual-training
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