
これは、対面式トレーニングを急いでオンライン化する場合に役立つヒントとして、ATDのサイトに掲載されていた記事の紹介です。
これまで対面式で提供してきたトレーニングを短時間でオンライン化するのは、簡単なことではありません。対面式トレーニングに慣れているファシリテーターは特に、オンライントレーニングの提供を困難に感じることでしょう。しかし、対面式トレーニングをオンライン化する必要に迫られたことは、画期的なアイデアを出すための絶好のチャンスであるとも言えます。ここでは、オンライン研修に役立つ3つのヒントを示します。
- 学習者を信頼する
オンラインでは、学習者が話の内容をよく理解できているかどうかを把握しづらいので、ファシリテーターは不安になります。だからオンライン研修を提供するときには、学習者が自分の学習に関して自分で責任をもち、わからなくなったら、自分から質問する必要があることをあらかじめ伝えておきます。
- 簡単な方法を使ってエンゲージメントを促す
対面式のファシリテーションに慣れている人は、それと同じように参加者を引きつけることに困難を感じる場合があります。オンラインでは、対面式と全く同じことを再現しようとするのではなく、Q&Aにチャットを使ったり、チェックマークや絵文字を使ったり、投票機能を使うなど、使用するツールが備える機能を使って学習者を引きつけます。ブレイクアウトルームやホワイトボードは、グループアクティビティのときに大いに役立ちますが、頻繁に使うのは大変です。
- カメラをオンにする
学習者がファシリテーターとつながっていると感じさせるには、カメラをオンにします。小人数であれば、学習者側のカメラもオンにしてもらいます。
学習者を信頼し、シンプルでクリエイティビティな方法で引きつけることができれば、学習体験を成功させることができます。
元の記事:
https://www.td.org/insights/ask-a-trainer-tips-for-virtual-facilitation
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