
成績に関係のない小テスト(クイズ)を頻繁に行うことは、学習のためのとてもよい方法です。これは、科学的根拠に基づく学習方法を普及させるためのサイト「The Learning Scientist」に掲載されていたクイズ(小テストや質問)の効果に関する記事の紹介です。
クイズは学習を促進する
クイズは学習に役立ちます。それは、クイズが想起練習(以前に学んだことを思い出す練習)になるからです。情報を思い出すことで、新たな状況にその情報を適用する能力が高まる場合もあります。
クイズは教師へのフィードバックとなる
クイズを頻繁に行えば、教えた内容の理解度を教師が把握することができます。
クイズによって授業への出席率が上がる
クイズの点数を成績に加算すれば、学生の出席率が高まります。
クイズを予期することで学習が促進される
いずれクイズが行われることがわかっていれば、学生は学習内容に対し、より多くの注意を払うようになります。
クイズの後には効率的に学ぶことができる
クイズを行えば、学生が自分の理解度を把握することができ、もっと勉強するための動機付けとなったり、理解が十分でない部分に集中することができます。
元の記事:
https://www.learningscientists.org/blog/2016/5/5-1
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