
マッチング形式のテストとは、一方の列にある言葉や文章(質問)を、もう一方の列にある言葉や文章(答えの選択肢)に対応付けるタイプのテストのことです。今日は、このタイプのテストを効果的に作る方法についての記事を紹介します。
マッチング形式のテストは、学習者が類似の概念の関係を特定する能力を測定する場合に効果的です。そのためのガイドラインを以下に示します。
- 各質問のはじめに、「どうやってマッチさせるか、そのための原則」を明記する:たとえば、解答をドラッグ&ドロップで選択する、選択肢を複数回選ぶことができる、など。
- 一つの問題内に含める質問と答えの選択肢の性質を同じにする: たとえば、用語とその定義、原則とそのシナリオ。
- 答えの妥当性を高める:明らかに誤りであるような選択肢を含めないようにします。
- ヒントを与えない:問題や答えの外見のみから、答えを判断できないようにします。
- 問題と選択肢の数を同じにしない:残った選択肢が正解のヒントとならないよう、問題よりも多くの選択肢を作ります。
- 問題の数を少なくする:人間の作業記憶の容量は限られているので、問題文は最大6つ程度にします。
- 正解が一つになるようにする
元の記事:
https://theelearningcoach.com/elearning_design/writing-matching-test-items/
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