
ATD 2019 Japan Summitのスピーカーとして来日予定のChad Udell氏は、モバイルラーニングをはじめ、最新のテクノロジーを活用した学習の方法を追求しています。今日は、Udell氏によるモバイルラーニングについての記事を紹介します。
スマートフォンは最良の学習ツール
スマートフォンは、小さなデバイスですが、さまざまな機能を備えており、今やそれなしに日々を過ごすことは考えられません。私たちは、スマートフォンを使って日々さまざまな活動を行っています。
学習とは、学習した後に、思考、理解、行動が変化することです。自分がスマートフォンを使って何をしているかを振り返ってみると、それが学習にほかならないことがわかるはずです。たとえば、私たちは、スマートフォンで天気をチェックし、服装や傘などの持ち物を決めるなど、そこで調べた情報に基づいて自分の行動を変化させています。スマートフォンで行っていることの多くは、実は学習体験なのです。
これほど多くのことにスマートフォンが使われるのは、それが手近にあるからです。スマートフォンは、日々の生活に埋め込まれた便利なツールです。
一般に、多機能なツールは、それ専用のツールに比べて機能が劣ります。しかしスマートフォンの場合、以前の方法よりも大幅に簡単(迅速にできる、安価であるなど)に何かを行うことができる場合が多いようです。
スマートフォンは、単なるデバイスではなく、そこで使用できるユーティリティの機能次第で、高い有用性を発揮することができます。学習のためには、エンゲージングで価値の高い学習体験を提供するユーティリティが必要です。
元の記事:
Chad Udell氏による他の記事:
https://www.ipii.co.jp/archives/tag_blog/chad-udell/
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