
ブロックチェーンは社会を大きく変貌させる可能性を秘めたテクノロジーであり、学習の世界にも影響を与えつつあります。今日は、ブロックチェーンを学習に活用する取り組みについての記事を紹介します。
学習の世界では、ラーニングマネジメントシステム、ラーニングコンテンツマネジメントシステム、ラーニングエクスペリエンス/レコードシステム、キュレーションコレクションシステムなど、さまざまなシステムが使われていますが、このような複数のシステムに分散しているコンテンツやデータを追跡し、必要に応じてそれを取り出すための方法はまだありません。
ブロックチェーンを使えば、このように分散した学習データの追跡・アクセスが可能になるはずです。
そこでMasie Centerでは、ラーニングブロックチェーンのための完全にオープンで安全なモデルの作成に着手しました。これにより、以下のようなことが可能になります。
- リーダーシップ開発プログラムが、各学習者の経験を評価し、その部門に生じる課題にリアルタイムに対応するコンテンツを作成し、オープンソースコレクションから多くのコンテンツを活用し、リーダーがキャリアを進むに従ってそのプログラムのインパクトを10年にわたって追跡する。
- 従業員が退職するときに、ラーニングブロックチェーンが次の雇用主に対し、その従業員のコンテンツ、レディネス、経験に関する詳細を合意に基づいて提供する。
- 外部リソースからのコンテンツ(例:財務報告)を開発中の学習プログラムにリアルタイムに追加する。
元の記事:
https://www.chieflearningofficer.com/2019/01/31/the-learning-blockchain-emerges/
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