
これは、科学的根拠に基づく学習方法を普及させるためのサイト「The Learning Scientist」に掲載されていた効果的な学習方法シリーズの4番目の記事の紹介です。
交互に学習する(interleaving)とは?
これは、一度にひとつのトピックをまとめて学習するのではなく、それに関連する別のトピックに切り替えながら学習する方法です。たとえば台形の面積についての練習をひとつ行ったら、次にひし形の面積についてひとつ練習します。
トピックを切り替える頻度
あまり頻繁に切り替えると単なるマルチタスクになってしまうので、特定のトピックについて少し理解ができたところで、次のトピックに移ります。
効果的に交互に学習するには?
次のトピックに切り替えることで、以前の学習内容を忘れてしまわないようにします。これには、次のトピックに切り替えたときに、以前に学んだこととの関連性を考えるようにします。
また、交互に学習するときには、単にテキストやノートを読み返すのではなく、想起練習や精緻化といった、他の効果的な学習方法も使う必要があります。
元の記事:
https://www.learningscientists.org/blog/2016/8/11-1
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