
職場の学習の専門家であるJane Hartさんは、長年にわたり、学習に使われるツールの人気度や学習行動に関して年一回の調査を行っています。今日は、その2018年度の結果に関する記事を紹介します。
Top 200 Tools for Learning 2018および10 Trends for Digital Learning in 2018からわかったこと:
- 自己啓発、将来に備えるなどの目的で、Webリソースやオンラインコース、ネットワークを活用し、自分で学ぶ人が増えています。
- 個人が継続的に行う学習が、職場の日々の仕事の一部となっています。デジタルノートやパーソナライズルラーニングプラットフォームを使い、自分の学習を自分で計画し、自分の能力開発を自分で管理するようになっています。
- その一方、職場での日常的な学習の大半は、ソーシャルコラボレーションプラットフォームなどを使い、チームのコラボレーションを通じて行われています。
つまり、多くの人が、職場の学習とは、会社から不定期的に与えられるトレーニングだけではなく、必要に応じて自ら行ったり、自らの計画に基づいて継続的に行う活動であると考えるようになっています。
しかし、職場で使われている学習用のツールは主に、コンテンツやコースをデザイン・管理するためのツールです。一方、個人の継続的な学習をサポートするツールは、職場ではあまり使われていません。
これからのL&Dは、単なるトレーニングの提供だけではなく、従業員が自ら継続的に学ぶことをサポートする必要があります。
元の記事:
※このサイトに掲載されている一連の記事は、オリジナルの記事の全体または一部の概要を紹介するものです。正確なところはオリジナルの記事をご参照ください。