
新型コロナのせいで、リモートワークがまたたく間に普及・定着し、多くの企業が、DX(digital transformation)に真剣に取り組むようになっています。今日は、このような状況において職場の学習に活用できる最新テクノロジーに関する記事を紹介します。
リモートワークの普及に伴い、企業では、リモート学習、オンボーディング、新規採用、従業員のスキルアップなどのために最新のテクノロジーやリソースを用意する必要が生じています。
VRは新たなタイプのリモート学習として役立つ
リモート学習というと従来は、eラーニング、ウェビナー、ナレッジベース、ビデオなどが中心であり、必ずしも期待される効果をもたらしていませんでした。しかし最近では、学習のための効果的な方法として、VR(バーチャルリアリティ)が取り入れられるようになっています。VRは、ユーザーが時間や場所を問わず、リアルなシミュレーション環境で、失敗したときのリスクなしにトレーニングに没入することを可能にする方法です。
VRにより、トレーニングの標準化、客観的パフォーマンス評価が可能に
学習にVRテクノロジーを使用すれば、学習者のパフォーマンスに関するデータを収集し、特定のタスクにかかった時間、同僚とのコミュニケーションのとり方など、学習者のさまざまな側面を把握することを可能にします。このようなデータは、トレーニングプログラムの効率性やROIに関するフィードバックを得る手段ともなります。
VRにより、オンデマンドのカスタムトレーニングが可能に
若い世代の人たちは、柔軟かつ直感的に使用できるユーザーエクスペリエンス(UX)を求めています。VRを使用すれば、アクセスが簡単で、個々の学習者に合わせてカスタマイズすることができるので、このようなニーズに応えることができます。
テクノロジーを使用すれば、学習者が必要とされるタイミングで、少量のトレーニングを提供することにより、学習者の負担を軽減し、学習者が自分のペースで学習を継続することができます。直ちにフィードバックを得ることもできます。
テクノロジーによるエンゲージメント
ゲーミフィケーション機能は、学習に競争の要素を取り入れ、社会性やコラボレーションを伴うリモート学習を可能にします。このような機能による競争や成功は、学習者のエンゲージメントを高めることができ、学習効果が高まります。
VRは、時間や場所を問わず、効果的にトレーニングを提供する方法として有効です。VRであれば、ソーシャル、コラボレーションといった、対面式学習と同様の要素を実現し、効果的かつエンゲージングなトレーニングを提供することが可能になります。
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