ダメな上司は体に悪い

今日紹介する記事によれば、マネジメントスキルの低い上司の下で働くことは、健康に悪いという科学的証拠があるそうです（『Is your boss making you sick?』）。

ストレスを与えたり、支援的でない上司の下で働くことは、健康に有害な影響を与え、個人のパフォーマンスや組織の生産性を損ないます。

しかし多くの企業では、よくない上司が短期的には高業績だったり、脅しを使うような厳しい方法が効果的であるという思い込みが存在するなどの理由で、マネジメントスキルのためのトレーニングがあまり行われていません。

科学的には、このような考えは誤りであることが示されています。継続的パフォーマンスは、任意の努力（discretionary effort）から生まれ、任意の努力はポジティブな強化によってのみ達成できます。

ビジネスによい結果をもたらすリーダーシップ戦略

・部下と良好な関係を築く
・何をすべきかを明確に示す
　漠然とした指示はストレスとなります。

・期待されるパフォーマンスのためのフィードバックを頻繁に与える
自分が正しい方向に向かっていることを知ったり、すぐに修正することができれば、ストレスなく仕事に取り組むことができます。

・うまくできていることに注目する
間違えたりミスをしたことばかり指摘するのではなく、うまくできていることを伝えれば、さらに努力しようというエネルギーになります。

・指示ではなく質問を増やす
質問することにより、部下は自分で自分をコントロールしているという感覚を持つことができます

・シェイピングを使って行動を改善する
よい方向への変化をポジティブに強化し、望ましい結果へと導きます。

・リーダーの仕事は部下の成功を促進する環境を作ることであると考える
自分の成功を支援してくれるリーダーのためには、人は喜んで働くものです。

 

元の記事：

https://www.aubreydaniels.com/blog/2014/10/24/positive-management-training-part-company-wellness-program?utm_content=111702990&utm_medium=social&utm_source=twitter&hss_channel=tw-21921080

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Written by : IPイノベーションズ