
以前の記事にもあるように、効果的な学習ビデオを作るには、一般のビデオとはまた異なる側面に注意する必要があります。今日は、これに関連して、ビデオを使った効果的なマイクロラーニングについて紹介します。
マイクロラーニング用のビデオは長くて6分
研究によれば、人は6分程度で学習ビデオに飽きてしまいます。短く、認知的負荷がかからず、説得力のあるビデオは、記憶の保持を促進し、学習効果を高めます。
ビデオの内容を記憶に残るようにするには?
ビデオは、人の感情に訴えかけ、モチベーションや態度、行動の変化を促す場合に効果的です。その一方、知識や概念の学習にはあまり適していません。それは、ビデオの場合、知識の詳細がすぐに流れて忘れ去られてしまうからです。
記憶のための6つのポイント
- 人は、意外なこと、驚きを引き起こすような内容を強く記憶に留める傾向にある
- 学習内容を長期記憶に統合するだけの時間をとれるよう、ゆっくりとしたペースにする
- 最後に学習ポイントをまとめる
- 学習者に何らかのアクションを求める(実際に行う、説明させる)
- 途中でやめる(コマーシャルをはさむのと同じ効果)
- ビデオの視聴後にフォロー学習を与える
学習ビデオの配信には、LMSよりLXP(Learning eXperience Platform)の方が適しています。LXPを使えば、学習者は仕事の流れの中で適宜マイクロビデオを参照することができます(PushもPullもあり)。LXPは、学習者がコンテンツを見つけやすいよう、インターフェイスも工夫されています。このほか、メールを使って知らせる用法も効果的です。
元の記事:
http://donaldclarkplanb.blogspot.com/2021/04/micro-videos-what-are-they-how-to-make.html
関連記事:
※このサイトに掲載されている一連の記事は、オリジナルの記事の全体または一部の概要を紹介するものです。正確なところはオリジナルの記事をご参照ください。